今年で第89回目を迎える選抜高校野球大会

今大会で2年ぶり12回目の出場となる仙台育英高校
戦力分析とメンバーの出身中学をまとめみました。


宮城県仙台市にある仙台育英高校は、これまでにも多くのプロ野球選手を輩出し
人気の高い有名校ですが、部員数が3年生38人に2年生50人の88人を誇ります。

これまで甲子園には、夏25回春は今回で12回目となりますが、
優勝はまだ一度もなく、夏に3度の準優勝があります。



そんな仙台育英高校の練習施設は、校内に照明付きの専用球場があり、
また、学内のグランドに隣接した室内練習場もありと充実した環境となっています。


昨秋の明治神宮大会では、一回戦に履正社(大阪)と対戦し、
5-1で敗退していますが、これまで12年・14年と2度の優勝があります。


それでは、今年の仙台育英高の戦力を分析してみたいと思います。


1454050304_aflo_wkeb284689.jpg


仙台育英高校の戦力分析


仙台育英の戦力分析をしてみます。

仙台育英は、昨秋の新チームとなって、58試合行い49勝8敗1分

そのうち、公式戦では13試合行い、12勝1敗となっています。

公式戦の1敗は、明治神宮大会で履正社(大阪)ですね。

それでは、仙台育英の戦力を打撃、投手別にみていきます。


【打撃成績】

公式戦のチーム打率318、本塁打1本と寂しい数字のように思えますが…

秋季大会など新チームでの試合は、試合途中から起用されたりするなど、
色々と試行錯誤した結果であり、決して調子が悪いといったことではないようです。

公式戦打率455と打ちまくった小川拓馬左翼手は、チーム一の打率にもかかわらず8番、
公式戦打率209ながら8打点をあげた斎藤育輝二塁手は、2番を打っています。


これは、どの打順からでも得点する能力があり、
また、それに応える代打陣もしっかりと結果を残してきているようです。


攻撃の中心は、主将の西巻賢二遊撃手で、公式戦打率383と頼れる一番打者です。

西巻選手は、打撃だけでなく守備にも定評があり、
またマウンドに上がることもあり、140㌔に迫るストレートも持っています。


今年の仙台育英は、大砲は不在ですが、どこからでも得点できる能力と、全員野球で粘り強いチームとなっているようです。



【投手成績】

投手陣を支えるのは、エースの長谷川拓帆投手です。

昨秋は、ヒザの故障のため、県大会から公式戦に登板となりましたが、
9試合を投げ防御率0.89と見事なピッチングをみせています。

最速143㌔の左腕は、スライダーやカーブを混ぜ、三振が取れるピッチングをします。


また、投手陣には、2015年の夏に準優勝した佐藤世那投手(現オリックス)の弟、
佐藤令央投手も控えています。


◇長谷川拓帆投手は、公式戦9試合、投球回数61イニングを投げ

・防御率:0.89

・自責点:6

・失点:6

・奪三振:56


◇佐藤令央投手は、公式戦5試合、投球回数10イニングを投げ

・防御率:1.80

・自責点:2

・失点:2

・奪三振:6


今年の仙台育英の投手陣の起用には、先発に長谷川投手、
中継ぎにセンターから佐川光明選手、抑えにショートの西巻賢二選手といった
継投策のパターンがありました。


センバツでも、このような継投策もあることでしょうね。


それにしても、エースの長谷川拓帆投手の奪三振の数はスゴイです!



スポンサーリンク







仙台育英野球部メンバーの出身中学まとめ


今年の仙台育英を引っ張るのは、15年の夏の甲子園で準優勝した試合に、
1年生ながらベンチ入りし、東海大相模の小笠原投手(現中日)からヒットを
放つなどの活躍ぶりをみせた西巻賢二主将です!


それでは、主力メンバーの出身中学をみていきましょう。


長谷川 拓帆投手(3年)
177㎝・80㎏/左投・左打
秋田市立桜中

尾崎 拓海捕手(3年)
176㎝・81㎏/右投・右打
西東京市立保谷中(調布シニア

前田 颯太一塁手(3年)
185㎝・82㎏/右投・右打
仙台市立大沢中

斎藤 育輝二塁手(3年)
166㎝・65㎏/右投・右打
私立秀光中

鈴木 佳祐三塁手(2年)
163㎝・60㎏/右投・左打
私立秀光中

西巻 賢二遊撃手(3年・主将)
168㎝・68㎏/右投・右打
私立秀光中

小川 拓馬左翼手(3年)
165㎝・61㎏/右投・左打
平塚市立大野中(ポニー湘南クラブ)

佐川 光明中堅手(3年)
170㎝・73㎏/左投・左打
いわき市立泉中(いわきボーイズ)

山田 利輝右翼手(3年)
174㎝・64㎏/右投・右打
仙台市立南吉成中(仙台東部シニア)

佐藤 令央投手(3年)
176㎝・76㎏/右投・右打
私立秀光中

加藤 雅己投手(3年)
175㎝・77㎏/右投・右打
私立秀光中

渡部 夏史捕手(3年)
163㎝・62㎏/右投・両打
私立秀光中

高橋 愛斗内野手(3年)
181㎝・83㎏/左投・左打
岩沼市立玉浦中

阿部 大夢捕手(2年)
165㎝・64㎏/右投・左打
私立秀光中

岩山 壮樹内野手(3年)
174㎝・70㎏/右投・右打
仙台市立大沢中(宮城北部シニア)

馬目 郁也内野手(3年)
168㎝・70㎏/右投・右打
いわき市立磐埼中(いわきシニア)

船木 颯真外野手(3年)
170㎝・63㎏/右投・右打
仙台市立郡山中(東北シニア)

杉山 拓海外野手(3年)
174㎝・75㎏/右投・右打
私立秀光中


ベンチ入り予想メンバー18名の紹介でした。


秀光中学とは、仙台育英高校と同法人が経営する中学校です。

小学校を卒業し親元を離れ、仙台育英高校で野球をする生徒も多いことでしょう。

西巻主将もその一人で、福島県会津若松市の出身です。


また、エースの長谷川投手は、秋田県の出身で、中学時代から名の知れた左腕でした。

数々の強豪校の誘いの中から、仙台育英を選んだそうです。



仙台育英の監督は、佐々木順一朗氏で、宮城県生まれの57歳。

東北高校の出身で、早稲田大学を卒業され、自身も四番・投手として
二度の甲子園を経験されています。

95年に監督就任し、これまで春夏通じ17回の甲子園に導ています。



仙台育英のまとめ


今年の仙台育英は、総合力の高さが感じられます。

2015年の夏、準優勝した時のような、佐藤世那投手や平沢大河選手のような
スター選手という存在はいませんが、一丸となって戦うチームです。


しかし、エースの長谷川投手を中心にセンターラインの守備力は高く
念願の初優勝に大きな期待が持たれますね。