第89回選抜高校野球大会に出場する32校が1月27日に発表され、
「今年のセンバツはどこが優勝かな?」と、早くも予想されている方も多いことでしょう。


昨年(2016年)のセンバツ優勝校は、智弁学園(近畿/奈良)でしたね。

秋季奈良県大会で優勝し、秋季近畿大会では8強入り、
エースの村上頌樹投手を擁し、初の全国制覇を成し遂げました。


また、2016年夏の甲子園の優勝校は、作新学院(栃木)でしたね。

こちらも、エースの今井達也投手の力投が印象的でした。


やはり全国制覇するには絶対的エースの存在が大きく、
かつ投打のバランスのとれたチームということになります。


では、今年の出場校で絶対的エースがいて、投打のバランスがとれたチームとは…


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明治神宮大会2016から予想


昨秋の11月に開催された第47回明治神宮大会

この大会は、各地区で優勝した10校が参加し頂点を目指します。

もちろん、この大会に出場できれば、センバツの切符を手にしたのも同然。

まずは、昨年の明治神宮大会から今年の優勝候補を見ていきます。



【第47回明治神宮大会 出場校と結果】

札幌第一北海道地区)ベスト4

仙台育英東北地区/宮城)初戦・履正社に敗退

作新学院(関東地区/栃木)初戦・明徳義塾に敗退

早稲田実業(東京地区)準優勝

福井工大福井(北信越地区/福井)初戦・履正社に敗退

静岡東海地区/静岡)初戦・早稲田実業に敗退

履正社(近畿地区/大阪)優勝

宇部鴻城(中国地区/山口)初戦・札幌第一に敗退

明徳義塾四国地区/高知)二回戦・福岡大大濠に敗退

福岡大大濠(九州地区/福岡)ベスト4


昨秋の明治神宮大会の決勝戦は、履正社(大阪)vs早稲田実業(東京)となりました。

東西横綱対決といわれた今大会を制したのは、大阪の履正社でした。

履正社 013 700 000 =11
早稲田 105 000 000 =6


1回の裏、早実の清宮幸太郎選手が、弾丸アーチでまず先制!

3回の表、履正社の安田尚憲選手が、逆転の3ラン!

注目の清宮幸太郎選手と安田尚憲選手の本塁打で始まったこの試合。

東西横綱のスラッガー対決は、見応え十分だったでしょうね。


3回の裏、清宮幸太郎選手の適時打で1点を返し、なお走者二人おき野村大樹選手
センター超えの2塁打を放ち、一挙5点をあげました!

しかし、4回の表、7番・片山 悠捕手の3ランなどで、7点の大量得点を叩き出し再逆転!

履正社の打線のしぶとさを感じた試合となりました。


結局、優勝は履正社(大阪)
準優勝は、早稲田実業(東京)となりました。

ベスト4には、札幌第一福岡大大濠という結果でした。


今大会では、打高投低といったイメージを受けました。

絶対的エースと呼べる存在はいなかったように思いますが、
注目選手は多くいました。

中でも、早実の清宮幸太郎選手に野村大樹選手
そして、履正社の安田尚憲選手に若林将平選手に大きな注目が集まります。



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甲子園で進化しそうな選手


甲子園で一戦一戦を闘う中で大きく成長する選手も多くいますね。

今大会、私が注目している選手をご紹介します。


【投手編】

1.福岡大大濠・三浦銀二投手(九州/福岡)

右腕の三浦投手は、最速144㌔の伸びのあるストレートにスライダーを擁し、
初戦から準決勝まで3試合連続完封と安定感抜群の投球を見せています。

その安定感の裏には、相手打者をよく観察して投げる「頭脳的投球術」があり、
強打を誇りる秀岳館を相手に、5安打に封じ込めるピッチングはスゴイですね。


2.熊本工・山口 翔投手(九州/熊本)

右腕の山口投手は、最速149㌔のストレートで注目されていますが、
制球力にやや難があるようです。

しかし、この冬のトレーニングで課題を克服し、甲子園での活躍を期待したい投手の一人です。


3.秀岳館・田浦文丸投手(九州/熊本)

左腕の田浦投手は、2度の甲子園で5試合の登板経験もあります。

球速は130㌔台後半ですが、九州大会の長崎東戦でみせた7回までで17奪三振はスゴイ!

秀岳館には、田浦、川端の両左腕がおり、波に乗ると怖いチームになりそうです。


4.日大三・桜井周斗投手(東京)

左腕の桜井投手に注目が集まったのは、東京都大会での決勝・早稲田実業戦で
あの清宮幸太郎選手から5奪三振!

残念ながら、最後は野村大樹選手にサヨナラ2ランを浴びてしまいましたが、
この大会で、5試合39回2/3を投げ52奪三振と「東京のドクターK」と呼ばれました。


5.東海大市原望洋・金久保優斗投手(関東/千葉)

右腕の金久保投手は、最速147㌔を記録していますが、
今大会では、球速より制球力を重視していたようです。

また、打者としても4番を打ち、今大会4試合で5打点と準優勝に貢献しています。


6.仙台育英・長谷川拓帆投手(東北/宮城)

左腕の長谷川投手は、秋田県の桜中学から名の知られた投手で、
様々な強豪校からの誘いの中、仙台育英に決めたようです。

最速141㌔のストレートに、カーブ・スライダー・チェンジアップ・スプリットと
どれも切れ味は抜群で、今大会でも注目の投手の一人です。


この他にも、もちろん素晴らしい投手は数多くいますが、
今回は、この6人に絞って紹介しました。


【打者編】

次に注目するバッターをご紹介します。

1.仙台育英・西巻賢二遊撃手(東北/宮城)

主将である西巻選手は、攻守の要としてチームを引っ張ります。

1年の夏に甲子園を経験しているだけに、頼もしい存在でもありますね。

その時には、佐藤世那投手を擁し、準優勝しています。

注目すべきは、打撃センスもさることながら、遊撃手の守備は一級品。

プロも注目する内野手です。


2.日大三・金成麗生一塁手(東京)

身長193㌢・体重101㌔と恵まれた体格を持つ大型打者として注目です。

都大会では、本来の力を発揮でなかったようですが、
それでも準決勝の日野戦で本塁打を放つと、
早実との決勝戦では3ランを含む5打点の活躍を見せています。

「デカプリオ」の愛称を持つ金成選手の打席に注目です。


3.大阪桐蔭・根尾 昴外野手(近畿/大阪)

飛騨高山のスーパー中学生と知られた根尾昴選手。

まだ2年生ですが、名門・大阪桐蔭でチーム随一の肩と打球勘の良さ、
そして、すでに超高校級の外野守備と評価はうなぎ登りです。

長打も期待出来ることから、近畿大会では4番にも座り、
また、外野手だけでなく遊撃手もこなす選手です。


4.智弁学園・福元悠真右翼手(近畿/奈良)

主将の福元選手は、昨年のセンバツと夏の甲子園では4番を打っていましたが、
今大会では、1番打者としてチームを引っ張ります。

今秋の近畿大会では、準々決勝で大阪桐蔭に敗れましたが、
9回最後の打席で、意地の一発を見せています。

長打も期待できる選手として、プロも注目する選手です。

今年の智弁学園が狙うは、もちろん春連覇ですね。


5.宇部鴻城・嶋谷将平遊撃手(中国・山口)

嶋谷選手が注目されるのは、その守備力の高さです。

これまで、「エラーはほとんど見たことがない」と監督が太鼓判を押す選手で、
三遊間の打球を逆シングルで捕り、一塁へノーバウンド送球し刺す肩も一級品です。

打撃では、5番を打ち秋季中国大会の準決勝・創志学園戦では4打数3安打、
決勝の市呉戦でも4打数4安打、左中間破る2本の二塁打など大暴れしています。


6.福岡大大濠・古賀悠斗捕手(九州/福岡)

古賀捕手は、高校通算41本塁打と強打と強肩の捕手。

1年生からサードでレギュラーだった古賀捕手は、肩の強さが買われ2年秋に捕手に転向しています。

また、福岡大大濠の4番を打つ東怜央一塁手は、高校通算44本塁打と、
古賀捕手と東選手の二人は相手チームにとって恐怖な存在となります。


打者も6人に絞って紹介しましたが、
早実の清宮選手に野村選手、
履正社の安田尚憲選手に若林将平選手は、冒頭で紹介しましたので割愛いたします。



まとめ


第89回選抜高校野球大会の優勝候補を独自の視点であげてみます。

福岡大大濠 
 攻守のバランスが非常に良く、エースの三浦投手は抜群の安定感!

仙台育英
 総合力の高いチームとなっており、西巻主将を中心にまとまっている!

早稲田実業
 主将の清宮選手だけでなく、全員野球で粘り強いチーム!

履正社 
 昨夏の甲子園からやや準備不足かと思われたが超激戦区の大阪を制した実力は本物!

大阪桐蔭
 百戦錬磨の西谷監督の下、経験豊富な選手が多く今年も怖い存在!


苦渋の選択の末、以上の5校をあげさせていただきました。

高校生の成長は早く、この冬にしっかりと体を作り一回り大きなっていることでしょう。

どこのチームにもチャンスがあるとは思いますが、
故障にだけは十分注意して甲子園に来て欲しいですね。